2月11日は「建国記念の日」です!「建国記念日」ではないんですか?
こんにちは。ぴぴです。
2月11日は「建国記念の日」ですね。
えっ!「建国記念日」じゃないの?違うの?
みなさん疑問に思いますよね。この2つは言い方だけではなく、意味も違うんですよね😳
私も詳しく知らなかったんです😓
学びたいと思います🤔
では、参りましょう。
由来は?紀元節?
日本の初代天皇である「神武天皇」の即位した日(紀元前660年)が由来です。
「紀元節」として制定されました。
- 1948年
第二次世界大戦後、“GHQにより廃止”されました。戦後、GHQは日本の軍国主義を恐れ、皇室と神道との繋がりをなくそうとしていました。その中で、紀元節を含めた祭日を廃止しました。
- 1966年(昭和41年)
「建国記念の日」という祝日を制定しました。これは、国民の多くが紀元節の復活を求めたためです。
なぜ、2種類あるの?
「建国記念日」とは?
世界規模になりますが、世界的に“史実上の建国した日”を祝う日として制定されています。
例えば、アメリカの「独立記念日」を見てみましょう。1776年7月4日、大陸会議でアメリカ独立宣言に署名された日です。この建国した日を、国民が祝う日として制定されています。
「建国記念の日」とは?
唯一、日本の祝日の中で祝日法ではなく政令で定められた日になります。
そうなんです。日付が確定していないために「祝日法ではできません。」ということです。法改正の議論でも、与野党が長期にわたり議論しましが、日付までは改正できなかったのです。
その結果、日付が分からないので「政令で定める日」となったんですよね。
『なぜ、日付が分からないんだろう?』
これは、神武天皇の存在についての確証がないためなんですよね。今でも、神話かどうかの議論がされていますしね。
それに、神武天皇の即位に関する歴史書は存在していません。古事記や日本書紀にも書かれていないんですよね。
このため「建国をしのび、国を愛する心を養う日」ということで「建国記念の日」となりました。
「の」を入れることで、日付は分からないけど、建国されたことを記念する日としたんですね。
日本は世界最古の国?
日付は分からないんですが、紀元前660年に即位され建国されたことは分かっています。
現在2023年ですから、2683年前になりますね。
ですから、世界最古の国と言われています。一部、否定される方や国がありますけど、日本での一般的な認識になります。
「祭日」と「祝日」の違いは?
「祭日」は“皇室を中心とする神道のお祭りの日”になります。
戦前までで、戦後に法を改定し「祭日」というものはなくなりました。現在は、「祭日」だった日を含め、全て「祝日」となりました。
『では、なぜ、こんな昔の言葉「祭日」を知っていたり、使っているのか?』
それは、戦中、戦後生まれの方々が使われていたからなんですねえ。ネットもないですし、そんなに情報に振りまわされる時代でもなかったですから、使用していた言葉が祝日に変更されたところで、すぐに変わらないですよねえ。
それでも、今では月日の経過とともに、言葉の使用頻度が減り、薄れてしまいましたね。
最後に。
まあ、広い意味でとらえると、日付が“分かる”、“分からない”ということです😳
日常会話では、「建国記念日」でもいいんじゃないかなぁと思います。こちらの方が広く認識されていますし、ね😁
うんちくとして知っていれば、いいんではないでしょうか🤔
ありがとうございました。
ほな、また。