今年の初競りで一番マグロの値段は?
こんにちは。ぴぴです。
1月5日です。新春恒例の、一番マグロが競り落とされましたね。
その金額は、
3604万円
でした!
やっぱり、毎年盛り上がっていますね!
“どういう状況だったのか?”ちょっと見ていきたいと思います。
内容は?
豊洲市場(東京・江東)で行われました。
一匹3604万円、重さ212キロ、キロ当たり17万円でした。
去年の1688万円からは、2.1倍となりました。
競り落としたのは、「オノデラグループ」と仲卸業者「やま幸」です。“3年連続”となります。
2018年、旧築地市場最後の初競りで初めて競り落としてから、4回目となります。
大間のマグロは、12年連続の最高値となりました。
“海のダイヤ”と言われているだけに、毎年すごい値がつきますね。
マグロはどこへ?
本日5日昼過ぎに、すし店「銀座おのでら」(東京・表参道)直営店で“解体ショー”と、“実食”が行われます。
お近くの方は羨ましいです(笑)。ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか。
遠くから来られる方もいらっしゃると思いますので、お気をつけて。
漁獲状況は?
4日、時化(しけ)のために、大間漁協では漁に出なかったようです。そのため、大晦日までに水揚げされたものでした。冷蔵庫で保管されていた“53本”が出荷されました。
200キロ以上は、少なくみても5本はあったようです。最重量は、大晦日に水揚げされた“262キロ”でした。
過去最高値は?
2019年、なんと“3億3360万円”です!
あの「すしざんまい」で有名な喜代村(東京・中央)です!
ケタが違いますね。その頃メディアで話題になったと思うのですが、覚えていないものですね。食べるときに、手が震えそうです(笑)
大間のマグロとは?
ブランドネームは「大間マグロ」です。
“黒いダイヤ”といわれるクロマグロで、通称本マグロといわれています。
2007年、大間漁協により出願され、地域団体登録商標「大間マグロ」となりました。
30キロ以上のマグロの頬に、「大間マグロ」のシールが貼られています。シールには、通し番号が書かれています。いつ、どの船が、どんな漁法なのかなどを管理しています。
- 漁獲場所
大間崎の前沖5キロメートル付近です。びっくりです。すごく近いんですね。
ですが、実は近年、不漁の漁場がどんどん拡大してきているのです。去年11月から「大間町大間の港に水揚げされ漁協で荷受けされたマグロ」に変更されました。漁獲した場所に関係がなくなりました。以前は、「大間沖で漁獲されたマグロ」と定められていました。
- 漁法
一本釣り(昼間)、はえ縄(夜間)で行われます。鮮度を保つため、弱る前に血抜きや〆作業を行います。それから船に揚げるときに逃してしまわないため、電気ショッカーを使用し感電、失神させることが増えています。
- 旬の時期
8月〜1月くらいです。水温が低くなる、秋〜冬になります。なので、今はまさに旬になりますね。
最後に。
漁師さんは、「最高です。ここで一番マグロをとるのはハードルが高い。みんなが命懸けでとった魚なので、そういうのを思いながら食べてほしい。」とおっしゃっています。
今年も盛り上がりを見せましたね。
今日一日は、この話題でにぎわいそうです。
ありがとうございました。
ほな、また。