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【感想・内容】本「読んだら忘れない読書術」(著:樺沢紫苑)

本「読んだら忘れない読書術」(著:樺沢紫苑)の感想です

こんにちは。ぴぴです。

今回は、初めて本の感想を書いてみたいと思います。

 

「読んだら忘れない読書術」、著者は「樺沢紫苑」先生です。2015年4月20日サンマーク出版から発売されました。

 

この本は、「アウトプット」と「スキマ時間」。この2つのキーワードにより、「読んだら忘れない読書」ができるようになる。

そして、脳内物質を上手くコントロールし、効率良く記憶に残す方法などが書かれています。

それでは、読んでいきましょうか。

 

 

 

第一章 なぜ読書は必要なのか?読書によって得られる8つのこと

他人の経験はお金で買える

「どういうこと?」

本は、何千人もの成功・失敗体験が書かれています。始める前ならスタートダッシュがきれる、経験途中ならギアを上げられるなど、多くの人たちの経験に助けてもらえますね。

本を読めば、ストレスと不安から解放される

  • 解決法を知るだけで軽減

   →脳科学で解明されている

  • 言語情報が消し去る

   →科学的根拠がある

  • 6分間(読書)で3分の2以上軽減

   →研究結果がある

脳を鍛えることにより、能力を一生伸ばし続けられるらしい。すごいなぁ!

 

自分が「変わる」。自分を「変える」。自分の未来を「変えたい」と思うなら、とりあえずすべきことは読書です。

すごい説得力です。『井の中の蛙』の状態にならないように、視野を広げ、たくさんの人の経験にあやかろうということのようです。

 

読書量と収入は比例する

他人の経験を学び、最短距離で成功の道へ!読まない人は我流なので、時間がかかるし失敗もしやすい。なるほどですね。

楽しむ読書でなければ自己成長は得られない

脳内物質のドーパミンが分泌される。このことにより、記憶が定着されやすくなる。

 

第二章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 3つの基本

基本1 「記憶に残る読書術」

ここでは、キーワードの一つ目アウトプットの方法や、脳内物質で心が動き記憶に残るなどが書かれています。少し難しそうですが、習慣化してしまえば良いと思います。ですが、長年の癖が邪魔をしてきますよね。う〜ん。

基本2 「スキマ時間読書術」

ここでは、キーワードの二つ目スキマ時間の使い方。効率よく読書する方法が書かれています。

基本3 「深読読書術」

ここでいう深読(しんどく)とは、樺沢先生が考えられた言葉です。

本は議論できる水準で読む。それくらい深く読むという意味なのだそうです。

 

第三章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 2つのキーワード

アウトプット読書術①

マーカー読書術

本は汚く読んだほうが良い。ツールは蛍光マーカー、ペンが不可欠と書かれています。

なぜでしょうか?

「読む」、「線を引く」、「文字を書く」という行動は脳の別の場所が使われているそうです。

「読む」、「考える」、「書く」、「話す」という、これらもすべて別の場所が使われるそうです。

アウトプット読書術②

テレビショッピング読書術

本の内容を要約し相手に伝える。そのために、複数の視点で読まないといけない。頭の回転がどんどん早くなりそう。

アウトプット読書術③

ソーシャル読書術

SNSなどを利用する。第三者に見られるから、適当に書けない。

アウトプット読書術④

レビューライティング読書術

本の書評を書いてみる。さらに、レベルアップしていきますね。

アウトプット読書術⑤

グレープフルーツサワー読書術

情報を搾り尽くす能力を高める。アウトプットを前提にインプットする。このことにより、軽くプレッシャーがかかるので気づきが増えるそうです。

 

スキマ時間①

ウルトラマン読書術

制限時間があると、記憶力が高まり、集中力がアップする。

スキマ時間②

5分・5分読書術

記憶力の高い状態で読書する。それは「初頭努力」と「終末努力」です。

15分で読む場合、初頭5分、終末5分で合計10分となります。これを、4回繰り返すと60分中40分が良い状態となります。

スキマ時間③

15-45-90の法則読書術

15-45-90の法則があるそうです。集中できる時間の限界を表しています。

15分では高い集中力を維持できる限界、45分では普通の集中力を維持できる限界、90分では45分の間少し休憩をはさめば維持できる。これは、覚えておいて損はないですね。

スキマ時間④

睡眠読書術

睡眠の力を利用する。寝る前の読書に限らず、考え事、問題の解決法、アイデアなどを行う。そうすることで、記憶に残りやすいそうです。

それから、睡眠前の読書は心身ともにリラックスでき、眠りやすくなるそうです。

 

第四章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 超実践編

この章では、実際の読み方が書かれています。

超実践編① パラパラ読書術

  1. 全体像の把握
  2. 本を読む目的を設定
  3. 「速読」か「精読」の決定

つまり、パラパラめくって目的と読み方を決めます。

超実践編② ワープ読書術

  1. この本で知りたいことは?
  2. 目次を見てワープ
  3. さらに知りたいならワープ

最初から読むより速いので、モチベーションが低下しにくいです。

超実践編③ ギリギリ読書術

「本の内容」、「本を読むスピード」の難易度を設定します。

自分の能力より少し難しい本を選ぶ。

もしも、自分の読書レベルよりも低い本であれば、読むスピードを上げる。

 →脳が最も活性化する

 →ドーパミンが出る・集中力アップ

超実践編④ ワクワク読書術

ドーパミンを出す。

 →モチベーションを高める

 →記憶力が高まる

超実践編⑤ 鉄は熱いうちに打て読書術

「面白そう」と思ったら一気に読む。

 →ドーパミンが出てるうちに!

超実践編⑥ 百聞は一会にしかず読書術

著者に会いに行ってみる。

 

第五章〜第八章

第五章〜は、私にはまだ早く行動することは難しく感じられます。ここまでで、興味を持たれた方は、一度ご覧になられると良いと思います。

 

最後に。

こういうことは、中高生、早くても小学校高学年で教えてほしかったですね。ただ、聞いていなかっただけかも(笑)

樺沢紫苑先生は、多数の本を執筆されていますし、SNSでも発信されています。もしも興味をお持ちになられたなら、一度拝見されてみてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。

ほな、また。